太陽光発電は、反射光のリスクに注意が必要です。
設置した太陽光パネルが、周囲に向けて光を反射し、近所の人の迷惑になる場合があるからです。
反射光は、眩しいだけでなく、温度の上昇も引き起こすので、夏は特に心配です。
中には、反射光が原因で裁判まで発展した例もあります。
ただし、反射光は必ず発生するというわけではなく、発生しやすい状況があります。
まず、屋根が北向きになっていること。
北向きの屋根にパネルを設置した場合、反射角度が低くなってしまうので、隣家などに光が当たる可能性が高まります。
これが南向きだと、上空に反射されるので心配はありません。
そもそも、北向きの屋根は発電効率が悪いので、あまり設置することがない場所なのですが、北西や北東でも被害が起きることがあるので、注意は必要です。
もうひとつは、隣家の窓が自宅の屋根より高かったときです。
窓が高い位置にあるということは、上空に反射する光が差し込みやすい状況なのです。
しかも、高い窓に下から光が差し込んだ場合、上から差し込むよりも眩しく感じられます。
眺めのいい窓には頻繁に人が近づくことも問題です。
最後は、屋根の角度が急な場合です。
傾斜が急すぎると、東も西も関係なく、パネル設置が推奨されている南向きであっても反射が起きてしまいます。
ただし、南向きのときは入射角度が垂直に近いので、まだ光は弱くなります。
これらが反射しやすいパターンですが、実際には、隣家との位置関係や距離、季節による太陽の動きまでが複雑に絡み合い、プロでも判定が難しいのが反射光リスクです。
パネルの設置には念入りな事前調査が必要不可欠となるでしょう。
こちらも参考にしてください。⇒太陽光発電 リスク

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